すぐに出来るママの防災
この度の台風による被害に見舞われた皆様、心よりお見舞い申し上げます。
おはようございます。
台風が過ぎ、被害の状況が日を追うごとに明らかになってきていますね。
今回、何も被害にあわれなかった方も、これでおしまいではなく、
明日は我が身と受け止め、それぞれの経験の中で台風の最中これがあればよかった、こうすればよかった、これは上手くいったという事をもう一度振り返り、書き出すなりして次の備えとして今後に活かせるようにできるといいですよね。
もくじ
他人事ではなく、自分事
今、メディアでは連日被害にあわれた方の生の声が届けられています。
この声は、とても重く今後の備えのヒントが沢山込められています。
他人事ではなく、自分事として耳を傾けるといろいろなことが見えてきますよね。
私が、改めて感じた事をシェアしたいと思います。
通常の備えは前回の記事などと同じですが、今回は雨台風だったので、水害への対策が大きく取り上げられていますね。
「水が家に入り始めてから、あっという間に胸の位置まで水が来てしまった」
「水が来て、避難準備をしていたら、もう出れる状況ではなかった」と
皆さん同じようなことを述べられ、2階へ避難され救助を待ったんだそうです。
ここから考えられることとして、まず命が何より大切ですので、早め早めの避難、
更に、貴重品をまとめておくなど、避難準備をあらかじめしておくこともとても重要ですね。
水がひいた後に待っているのは…
台風が過ぎ、水が引いた我が家へ戻られた皆さんが今直面しているのが、泥との闘い。
2階への避難前には胸まで水が来たという事ですから、実際はもう少し水位は上がったようですね。
床上浸水したおうちでは冷蔵庫や食器棚が浮かびあがり、家の中がかき回されたような状態になり、さらにすべて泥まみれ。
メディアではなかなか分かりにくいのですが、臭いもあります。
命からがら救助され、自宅に戻ったらこの様な有様。
あなただったら、さぁっ泥かきするぞ!とすぐに取り掛かることができますか?
普通は、呆然唖然としますよね。
どこから手をつけていいのやら…
途方に暮れ、でも生活していかないといけない、今後の不安。
その心中は想像を超える耐え難いものだと思います。
防災はシンプルな暮らしから
ここでの備えは、普段から過剰なモノに囲まれた暮らしをしないこと。
ではないかなと思います。
・勉強をするときに、何もない机と沢山のモノが乗った机、どちらが取り掛かりやすいですか?
・お料理をするとき、モノがごちゃごちゃ置かれたキッチンと何にもないキッチンどちらが、ストレスなくお料理をはじめられますか?
おうちも一緒じゃないかなと思うのです。
・沢山のモノが囲まれた生活と、必要なモノだけに囲まれた生活どちらが快適ですか?
・泥にまみれた沢山の家財道具を目の前にするのと、泥にまみれた必要な家具家電を目の前にするのと、どちらが早く掃除に取り掛かる事ができるでしょうか?
どちらが心身共に疲れた身体にとって優しいでしょうか?
私は、後者であると思っています。
シンプルな暮らし、過剰なモノがない暮らしは、避難経路の確保という面からも
防災につながります。
小さな命を守るためにも、ママが笑顔でいられる為にも
今一度、おうちの中にあるモノの見直しをしてみてはどうでしょうか?
まずは、玄関から。(←小さなスペースから取り掛かると、無理なく進めていくことが出来ますよ)
私もさっそく、やってみようと思います。