日々奮闘中のママが勇気づけられる本
あぁ~夕方ですね。
我が家に西日が暑いほど、ジリジリと差しこんでいます。
今日は、先日読んでとってもほっこりとした本を紹介したいなと思います。
もくじ
子育て奮闘中の母ちゃんドクターが書いた『男の子ママ』の悩みをぶっとばす言葉[本/雑誌] / 須藤暁子/著
須藤暁子さん
著者は、須藤暁子さん。
お医者さんで大学病院にお勤め、4歳と2歳の男の子のママです。
同じママなら、この↑一文だけで日々の大変さがもう目に浮かびますよね。
私も、数年前を思い出しました。。。遠い目
そんな思い出しただけでも、想像しただけでも大変な日々を大きな心で受け止め、日々一生懸命子供たちと向き合う一人のママのお話が書かれてあるのですが、
いわゆる素敵エピソードや、おしゃれ写真ではなくて、リアルな2人男の子育児を書かれています。
そう、とってもリアルなお話が…(笑)
ぐりとぐらの家
冒頭に「我が家に落ちているもの 食べかす 石ころ どんぐり ぐりとぐらの家?」と。(笑)
この一文で私は数年前にタイムスリップ…我が家は長男4歳、次男1歳の頃
どんぐり…どんぐり…どんぐり…どんぐり…家の中にどんぐり落ちてたな…トトロおるんちゃう?って本気で思ってた。
長男はいわゆる「棒派」で(ちなみに次男は石ころ派です)玄関にはあらゆる種類とサイズの棒が置いてありました。
何本くらいかというと…焚火ができるくらいです。はい。
公園に行くときは「今日はこれ!」と、必ず1本持って出かけます。
男の子不思議コレクションに寛大な方だと思われる私も、ある時長男がヘラジカの角?みたいな形の私より巨大な枝を「持って帰る」と言われた時には丁重にお断りしましたが…。
そんな日々を一瞬にして思い出しました。
普通、食べかす、石ころ、どんぐりが落ちていたら、育児に家事にお疲れの寝不足母ちゃんたちは、きっとムキーってなりますよね。
それで、お仕事をされていたら尚更。ムキーですよね。
でも、「ぐりとぐらの家」と言っちゃう須藤暁子の視点が素敵すぎて、一気に本の世界に引き込まれてしまいました。
毎日、命を守っている
小さい子供たちとの暮らしって本当に毎日がいっぱいいっぱいで、寝ているわが子を見て…いや、見ないまま…寝落ち(笑)の毎日ですよね。
夜中にごそごそ起きて家事をしたりしてね。
今日…何したっけ?めっちゃ忙しかったのに、これをしたってのがなくて、なんとも言えない気持ちになった日も。
でも、この本の中で須藤暁子さんは言うのです。
「化粧忘れた 朝ごはん食べるの忘れた…… けど 子供は、忘れてない」と。
子供は生きている。
子供の命を守った。
そう、捉え方がとても前向きなのです。
本当にあの日の自分に今すぐこの本を届けたいって思いました。
私は、もうすでにめいいっぱい頑張っている。
今日も子供たちは元気に生きている。
大丈夫。
これ、本当に届けたい。
何にもできなかったんじゃなくて、命を守ってた。
それって本当にすごい事。
どうやっても、過去の私にはこの本を届けられないので、
今、小さな命を毎日守っているママに是非、読んでほしい本のです。
もちろん、我が家のように少し大きくなった子供たちがいるママにも
何かきっと響く本だと思います。
大変な日々を精一杯前向きに向き合う、お医者さんでママな須藤暁子さん。
本当に、素敵です。
ママの仕事って育児って本当に本当に素晴らしい。
本当に本当に尊い。
世の中のすべて人が、それにどうか気づいて欲しい。
まずは、今日も眠れないママに届きますように……。
おまけ
須藤暁子さん…本当にポジティブで楽しい方です。
ブンブン共感するエピソードや、ぷっと笑えるエピソードばっかり。
リアルなエピソードの内容はぜひ本を読んでみてくださいね(^^♪
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